パルマ、パレルモ、ローマ…そして日本。ファビオ・シンプリシオは
Jリーグと日本での生活を楽しみ、既にセレッソ大阪のファンのハートも
掴んでいる。
しかし一緒に日本に移り住んだ家族は日本食にまだ馴染めない等
問題もあるようだ。
-言葉の問題はどうですか?
『まだ日本語は全然しゃべれないんだ。いくつかの単語が判る程度。
今、勉強してるから12月までには少しくらい話せるようになりたいと
思ってるけどね。』
-言葉と食べ物の事はさておき、日本での生活はどうですか?
『静かな町に住んで、落ち着いて生活出来てるよ。まだ色々学ばなきゃ
いけない事もあるけどね。子供たちはもう新しい生活に慣れてるみたい
だけど。』
-今でもセリエAの事はチェックしていますか?
『ブラジルに居た時よりもチェックしてるくらいだよ。つい先日も電話で
マルキーニョと電話で話してたんだ。セリエAとローマの事はつい3日前の
事のように思い出せるよ。』
-マルキーニョとはどんな話をしたんですか?
『彼のローマでの生活の事とか、今シーズンのローマの事とかだね。
彼からは僕の日本の生活について訊かれたよ。』
-古巣パレルモの監督がシーズンが始まったばかりなのに
ガスペッリーニに交代したみたいですが?
『これはパレルモでは普通のことなんだよ。ザンパリーニ会長は何か
上手くいかないことが続けば、すぐに監督を代えてしまう。だけどチームは
この危機を乗り越えて良いシーズンを送ってくれると願ってるよ。』
-あなたの将来について聞かせて下さい。
『セレッソ大阪とはもう1年契約が残っている。もし可能なら僕はここで
自分のキャリアを終えたいと願ってる。ここでは全てが本当に上手く
いってるからね。』